KAROUSHI -Japanese Engineer Blog-

コボルドからドラゴンへ -Kobold to Dragon-

システムエンジニアのブログです。サイト名は「雑魚キャラからボスキャラへレベルアップしたい!」という思いを込めて命名しました。自分はやっとリザードマンになったくらいです。

HTML/CSS/JavaScriptだけを使ったWebサイトなら、S3で安価に構築して公開する。

S3のレイアウトが変更されたので改めて新レイアウトでWebサイトホスティングの手順を公開します。

目次

テスト用のサイトを作成する

S3ではトップページと、エラーページが必要なため、テスト用でindex.htmlとerror.htmlを作成します。
以下をコピーしてサクラエディタなどで作成しましょう。

index.html

<html>
<head>
	<meta charset="UTF-8">
</head>
<body>
	Hello S3
</body>
</html>

error.html

<html>
<head>
	<meta charset="UTF-8">
</head>
<body>
	Error!
</body>
</html>

index.html, error.htmlをアップロードする

S3のTOP画面を表示してバケット名を選択する。
f:id:jainders:20170725000946j:plain

[アップロード]をクリックする。
f:id:jainders:20170725000958j:plain

アップロードダイアログが表示されるので、[ファイルを追加]をクリックするか、ドラッグアンドドロップでアップロードするファイルを選択します。
f:id:jainders:20170725001114j:plain

アクセス許可を設定する画面です。
以降の設定はすべてデフォルトのままでよければ[アップロード]を押してアップロードを開始します。
今回は他の設定も説明するのでデフォルトのままで[次へ]を選択します。
f:id:jainders:20170725001133j:plain

プロパティを設定画面です。
ココではストレージクラスや暗号化の要否などが設定可能です。
デフォルトのままで[次へ]を選択します。
f:id:jainders:20170725001148j:plain
f:id:jainders:20170725001208j:plain

アップロードの確認画面です。
[アップロード]を押してファイルのアップロードを開始します。
f:id:jainders:20170725001222j:plain

index.htmlがアップされているのを確認します。
同様の手順でerror.htmlをアップロードします。
以下のようになればOKです。
f:id:jainders:20170725001317j:plain

Webサイトホスティングを設定する

index.htmlとerror.htmlを表示するように設定しましょう。
[プロパティ]→[static website hosting]を選択して以下を設定します。

  • 「このバケットを使用してウェブサイトをホストする」を選択
    • インデックスドキュメント: index.html
    • エラードキュメント: error.html

f:id:jainders:20170725001410j:plain

さてまだ設定途中ですが、一度index.htmlにアクセスして表示を確認してみましょう。
index.htmlを選択して右側のプロパティから[リンク]に記載されているURLをクリックしてアクセスしてみましょう。
f:id:jainders:20170725001600j:plain

すると「This XML file does not appear to have any style information associated with it. The document tree is shown below.」と表示され、アクセス拒否されます。
f:id:jainders:20170725001425j:plain

これはバケットに読み込み許可のアクセス権限がないためです。

バケットに読み込み許可の権限を設定する

それではバケットに読み込み許可の権限を設定します。

バケット名から[アクセス権限]タブ→[バケットポリシー]を選択します。
テキストエリアに以下を張り付け[保存]を押します。
"examplebucket"は自分のバケットのバケット名を設定します。

{
  "Version":"2012-10-17",
  "Statement":[
    {
      "Sid":"AddPerm",
      "Effect":"Allow",
      "Principal": "*",
      "Action":["s3:GetObject"],
      "Resource":["arn:aws:s3:::examplebucket/*"]
    }
  ]
}

f:id:jainders:20170725001624j:plain

設定が完了したら再度index.htmlを表示してみます。
Hello S3と表示されればOKです。

以上です。